「あっ、いいね。
うーん、どれにしよう。」


私がその中から1枚を決めようとすると、


「全部買えばいいじゃん。」


と、一言。


結局、その他にもズボンやらパジャマやら沢山買ってしまった。


その後は私の服も見に行き、ワンピースとショートパンツを買ってもらった。


「清水さんは買う物ないの?」

「私は特にないよ。
晴陽、お腹すいただろ?
ご飯にしようか。」

「うん、ぼくおなかペコペコ。」


昼食をとる為、いつも行く和食のお店へと向かっていると、


「陽菜ちゃん?」


前方から声が聞こえた。