「いいじゃん、いいじゃん。
ワイワイ食べれるから楽しいでしょ?」
と、瑞穂ちゃんは昆布でダシを取ったお鍋の中に
どんどん野菜や鶏団子を入れていく。
「まぁ、いいけどさ。」
なんだかんだ言いながら新くんも手伝っていた。
しばらく蓋をしてグツグツ煮ると出来上がり。
「「「いただきまーす。」」」
3人で勢い良く野菜や鶏団子をつつく。
「あっち。けど、うまい。」
「うん、いい味してる。」
「本当、美味しい。」
瑞穂ちゃんはワイワイ食べれて楽しいでしょなんで言ってたけど、
実際の私達はお腹がすいてて無言でがっついていた…。

