「3月でベテラン達が辞めちゃって、新人ばかりだから大変だよ。」 「慌ただしく動き回ってたもんね。」 「うん、ヘトヘト。」 瑞穂ちゃんは本当に疲れた顔をしていた。 「さっ、でも今日は陽菜ちゃんと遊ぶから元気出そう。」 「アハハ、瑞穂ちゃんはタフだね。」 「エヘヘ。」 そう、私が今日ここに来たのは瑞穂ちゃんと遊ぶ約束をしていたから。 私服に着替えた瑞穂ちゃんとお店を出た。 「どうしようか?」 「中途半端な時間だけど、私お腹すいてるからケーキ食べに行かない?」 「うん、いいよ。行こう。」