そう言って私の分をお皿にのせ、

100%のオレンジジュースもコップに注いでくれた。


「いただきます。」


ダイニングテーブルに向かい合って、私達はサンドイッチを頬張る。


「美味しい。清水さん、ありがとう。」

「いいえ。」


清水が作ってくれるサンドイッチは、とっても美味しい。


特別な何かが入ってるわけじゃなく、

私の為に作ってくれる事でより美味しく感じるんだと思う。


私はもう何年も誰かに作ってもらう事がなかったから…。


サンドイッチを食べ終え、私達は清水さんの運転する車でデパートへと向かった。