部屋から顔を出し靴を脱いでいる清水さんに、


「おはよう。今着替えるからちょっと待ってて。」


とだけ言いドアを閉めた。


今日は暖かそうなので、チュニックワンピとレギンスを合わせ

ヒールのないブーツを履いて行こうと思う。


それらを身にまとい、全身が映る鏡で最終確認。


よし、OK!


ケータイをカバンにしまいリビングへと向かう。


「お待たせ。」


私がリビングに入って行くと、清水さんはお得意のサンドイッチを作っていた。


「陽菜ちゃん何も食べてないしょ?軽く食べてから行こう。」