「はい、行きます。」


ロッカーからカバンを取り出し、芦田さんに続いてバイト先を後にした。


「何食べようか?」


歩きながら、芦田さんと何を食べるか考えていた。


「じゃあ、ハンバーグはどうですか?」


何となく今日はガッツリ食べたくて、全部食べきれるかわからにいけど、

ハンバーグ屋さんへ行く事に。



席に着くなり、芦田さんはお水を一気に飲み干した。


「あー、冷たくて美味しい。すごい喉渇いてたんだ。」


私もコップを手に取り、少しだけ水を口に含んだ。


うん、とっても冷たい。


9月になったとはいえ、残暑の厳しい日が続いている。