遥斗くんはこう言った。

「ずっと前から、玲奈が好きだった。でも、いつも酷いことばかりしちゃって。ごめん。もし、俺の彼女になってくれるならこのアクセサリー、受け取って下さい。」

私は、受け取った。

私も前から、遥斗くんが好きだったのかもしれない。

そして、私はクッキーを渡した。

「好きです。大好きです。もし、私の彼氏になってくれるなら、このクッキーを受け取って下さい。」

遥斗くんは、すぐ受け取ってくれた。
顔が赤かった。