気づいたら、私はソファーで寝ていた。

時刻は何時を回っただろうか

8時だ。

待ち合わせの時間から2時間くらいすぎたな。

今頃遥斗くんは何をしてるんだろう。どこにいるのだろう。

会いたいよ……。

−−−−−プルルルル−−−−−
また携帯がなった。

遥斗くんだった。

正直、怒ってるんだろうなと思っていて出たくなかった。

「あ、玲奈?」

「う、うん……」

「今すぐ〇〇通りの〇〇公園にこい。」

「あの、イルミネーションがたくさんある公園……?」

「そうだ。早く来い。」

私は荷物を詰め込んだリュック。それからクッキーを持って、ブーツ履いて。
急いで〇〇公園にむかった。