「あら優香、今日は早いわね。
ご飯できてるわよ。」








その後、着替えてから下に降りるとお母さんは平然としていた。








大事な1人娘の部屋に男が入ってきた上に寝顔を見られたっていうのに……!








「ちょっとお母さん!
なんで明希をあたしの部屋に通したの!?」









「いいじゃないの。目が覚めたらイケメンがいるって最高じゃない?」







「そんな……褒めすぎですよ、ゆうさん。」








ゆうさんとは、あたしのお母さんの名前だ。








………ていうか、








「何でまだ明希がいるの!?」







「せっかくだからご飯食べて行きなさいって言ったのよ。





明希くん、いつでもおかわり言ってね。」









「ありがとうございます。
朝からゆうさんのご飯が食べれて、幸せだな。」








「あらあら、そんなこと言っちゃて。」










お母さんは明希にデレデレだ。









それは昔も今も変わらない。









小さい頃からずっと明希のことが大好きなのだ。









もしかしたら娘のあたしより明希の方が好きなんじゃないかってくらい。









ここまでくると、もう諦めるしかない……。










仕方なく、あたしも椅子に座った。