先生は「貧血だそうだ。だけど極度の栄養不足だったらしくて、今は点滴をしながら安静にしているらしい。」と言っていた。










安静、と聞いても俺は足早に病院へと向かう。










そして数十分後、病院について優香のいる病室に行く。










中に入ると優香と優香のお母さんがいた。










「あら、君は…………」










俺の姿を見るなり、目を見開く優香の母。











そういえば、きちんと話たことなかったな。











「来てくれたのね、ありがとう。」
優香の母は優しく笑い、病室から出て行った。










優香はというと、窓の外の方を向いていて顔が見えないし、俺の方を見る様子もない。











管で繋がれた細い腕が服から見えている。











こんなにも痩せて、本当に優香ってバカだ…………。










「優香。」










俺が名前を呼ぶと、ビクッと体を震わせる優香。