なんて考えながらも急いで帰る準備をし、「お待たせ!」と大輔に言った。 その日もいつもと同じ道を通って、他愛のない話をしながら帰っていた。 いつもと、同じだったのに。 交差点に差し掛かった時。 突然、あたしを呼ぶ声が聞こえてきた。 「優香、ちゃん……?」 どこかで聞いたことのある声だった。 振り向くとそこには……… 「………ゆ、うきくん………。」 明希のお兄ちゃんの優希(ゆうき)くんがいた。