少しの間、2人で見つめ合っていた。
お互い、微笑みながら。
すると突然病室のドアが開き、驚いて2人ともそっちに視線を向けると………
そこには小さい子供と両親がいた。
誰だろう……?
「あの………増田大輔さんですか?」
子供のお父さんであろう人がそう言うと、大輔は「はい、そうです。」と答えた。
3人はあたしの横に来たかと思えば、突然両親が大輔に向かって頭を下げた。
「本当に………息子を助けていただいてありがとうこざいます……!」
「あの時、私たちが一緒にいなかったせいで………本当にすいません……!」
その瞬間、あぁ、大輔が助けた子供の両親なんだなってわかった。



