そして3人で職員室へと向かう。











担任の先生は職員室にいて、あたしたちが来たのを見ると用件がなんなのか、察したような顔をしてこっちに来た。









「………増田のことだな?」









あたしたちが何も言わなくても先生は大輔の名前を口にした。












…………その時、先生はあたしの方を見ていた。










「…………大輔は風邪じゃないんですか?」










あたしが言う前に、谷口くんが先生に言った。











先生は少し黙った。








それからまたあたしの方を見て少し言いにくそうに










「命に別状はないんだが………昨日、道路に飛び出した子供をかばったらしくて、交通事故にあったらしい。






その時に頭を強く打ったらしく、脳しんとうで念のため数日の間入院するそうだ。







子供はほぼ無傷で、増田も幸い大きな怪我はなかったみたいだ。」










…………あたしは先生の話を聞いた瞬間、その場に崩れ落ちそうになった。









「優香っ……!」
「水岡!」







でも2人があたしを支えてくれて、なんとか立っている状態だった。