「い、いいの!?」 「何言ってんだよ、当たり前だろ。」 この時のこのチケットは、幸せを運ぶチケットにしか見えなかった。 でも……… まさかその逆になるとは、思いもしなかった。 悲しさの始まり。 思いきって、大輔と2人で行きたいとでも言っていれば良かった……。 でもこの時は4人だったとしても、誘ってくれるだけで嬉しくてたまらなかったんだ………。