時が、止まったように感じられた。
あたしはその場で固まり、まるで金縛りにあったかのように動けなくなる。
「ずっとずっと、好きだった……。
でも、優香は明希が好きだって思い込んでたから、邪魔したくなくて何も言えなかった。
ずっとそれで俺は後悔してたんだ。
もうこんなの嫌だから。
誰も失いたくないし傷つけたくないから…………
………優香、お前のそばにいさせてくれないか?」
「………っ。」
大輔は真っ直ぐ、真剣にあたしを見ていた。
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