『なぁ優香!ここは星がすっげー綺麗なんだぞ!』 『そうなの!?星、好き!見たい!』 小さい男女がそこに立っていた。 それはあたしと明希だった。 『ばあちゃん!庭に行ってくる!』 『風邪ひかないようにね。』 『うん!行こう優香!』 あたしの手を握る明希。 その頃はあたしの方がまだ少しだけ背が高かったっけ。 2人は庭に出て、空を見上げた。 『…………きれ、い……。』 あたしはあまりに綺麗な星たちに見とれてしまった。