最後にこの家に来たのは、確か……小学生の時だったかな。 「さ、どうぞ。こんな和菓子しかないけど、よかったら……。」 「すいません……ありがとうございます。」 明希のおばあちゃんはお茶とまんじゅうをだしてくれた。 「優香ちゃん、見ないうちにすっごく綺麗になったねぇ………。」 「いえいえ、そんなことは………。」 「明希は幸せだねぇ。今もこうして優香ちゃんが墓参りに来てくれて………大切に思われてるんだねぇ………。」 明希のおばあちゃんは少し目が潤んでいた。