私の王子様

大翔「マジで居やがったのか」



「あぁ」



気を付けろって、この事か。



だけど、まさかキャンプに来ている事が知れるなんて。



侮んなかれ、か?



いやいや、そんな事を考えているよりも、



「大翔、あのさぁ」



大翔は、男の足を掴みながら振り返る。



「私が拳銃持ってる事、バレたよね?」



大翔「あ」



あ。って。



大翔「ま、まぁ、同じ班の連中は今まで通り接してくれる、はずだ」



………。



まぁ、怖がられるのも、避けられるのも慣れているから良いんだが。



けど、千尋とはもっと、仲良くなりたかったな。



と思っていると、



大翔「ほら、カレー冷めるぞ」



と言って、大翔が頭を撫でてくれた。