私の王子様

すると、



真山「好きにして」



と言った。



茜「うん!じゃあ先生に言ってくるねー」



と言うわけで、完全に2人にされた。



「………」



真山「………」



真山さんは淡々と本を読み進めている。



あれ?



真山さんって、名前何なんだろ?



「真山さん」



と、薄ら笑いを浮かべながら言う。



真山「何?」



本から視線を移して居ないものの、聞いてはくれるらしい。



「下の名前、聞いても良い?」



真山「千尋」



「千尋?」



真山「真山千尋」



「へぇー」