私の王子様

千景side



今僕は、敦に手を引かれ歩いている。



さっきの華さんの言葉。



『いつか分かりますよ。ここに居る者達の怖さが』



とは、何なのだろう。



別れる寸前、華さんから漂ってきた甘い香りが、それを思い出させる。



と思っていると、



敦「ほら、こっちの方に結構美味い料理があるんだ」



と言って、食べ始める敦。



「へぇ」



と言って、僕も食べる。



「確かに美味しいね」



敦「そうだろ!」



と、バクバク食べる敦。



と、



?「あ、あの」



と声を掛けられた。



「ん?何?」



と言うと、



?「お姉ちゃんは何処?」



と言われた。