組員一同「若!お帰りなさい!!」



「あぁ、ただいま」



と、組員達に出迎えられながら、組長室に向かう。



組長室前に着き、



「組長、私だ」



組長「入りなさい」



スー



と襖を開けて中に入り、また閉める。



組長「今日は顔合わせじゃ。服装は勿論正装、分かるな?」



正装、つまりは黒のスーツ。



…………男物か女物かは分からないが。



「はい」



組長「ワシも共に出向きはするが、この組を支えるのは華、お前じゃ」







組を支えるのはお前じゃって、聞いていない。



「お言葉ですが、私はまだ未熟であります。皆を纏め「分かっておる」」



組長「じゃから、ワシも出来る限りの事はする。じゃが、組は若頭のお前が守るのじゃ。良いな?」



…………。



「御意」