私の王子様

千景side



目の前に現れた、華の香りを漂わせる美少女。



バスタオル越しから分かるスタイルの良さ。



そして、圧倒的な強さ。



分からない、分からないけれど、



「は、華?」



と、僕は華と呼んでいた。



敦「なのか?」



そして、僕の言葉に続けるように言った敦。



今見えているのは、お尻下ぐらいまである長い銀の髪が掛かる背中姿。



と、



華?「そうだ。私は華だ、桜小路華」



と言いながら振り返ったのは、とても穏やかな顔付きの華だった。



でも、



「////」



敦「////」



スタイル良いし、地味にバスタオルが濡れてて透けそう。



そんな事思ったら、スゴい恥ずかしくなって、目を、合わせられない!!!!



千景side end