「涼菜、来て。」 大英が手を広げながらそう言った え、本気? あー。ほんとなんなんだろう。 嫌…じゃない。 ギュッ ハグされて分かった。 大英って細いくせに筋肉もありすぎずなさすぎず、あたしの好み通りだってことに。 …ドキドキ あたしっていつもそう。 大英になにかされるといつも…ドキドキしてる。 「涼菜、もしかしてドキドキしてる?」 「え!なんで?!」