「そ、そうですか…」




「それに今日の涼菜キメてきてるんだろ?
さっきお前の御父様が言ってたけど、婚約記念の時のドレスらしいじゃん?
ちょっとはいいと思ってきてくれたわけ?」




「ちょっと、やめてよ。
そんなわけないじゃん!」





いいと思うことなんてないから!

あー。本物の彼氏というものがいれば、婚約者なんて出来なかったのかな?