午後4時30分 有馬先輩の秘密の彼女

「…2年E組、有馬雄飛」


「2年F組の竹内陽っす」



高身長で美形の2人に挟まれ、私はめまいがしそうだった。

そ、そもそもなぜ先輩は私を指名したの…?



「― ね…バカネ!!聞いてんの?自己紹介!」

「ひゃい!!し、新堂茜です…?」

「はい、じゃあ今日の委員会はしゅーりょー!当番とかは次決めるから~」



…な、なにがなんだかわからないんだけど…?



「あ、役員4人はまだ仕事あるから、先に帰ったら承知しないからね?」

「「は?」」

「返事ははいでしょ?」


ん?

よくわかんないけど、もう少し先輩と一緒にいられるのかな…?


なら、まあいいか