いつのまにか葉月ちゃんは抱きつくのをやめて隣に立っていた。


「うんっ!!!」


そして私たちはクラス表の前まで来た。


クラス表見た結果、


「私の名前…は…」


(((((あった!!))))



せっかく仲良くなれたし、
葉月ちゃんと同じがいいな…


「ね!真琴!うちら同じB組だよ!やったー!!」


そして葉月ちゃんちゃんは嬉しそうにぎゅーしてきた。


「ふふっ、葉月ちゃんおおげさだよぉ」



そんなこと言いながらも、私も嬉しくて葉月ちゃんに抱きつき返す



「だって嬉しいんだもーん」



葉月ちゃんはぷくっと頬をふくらませながら言った。



「かわいー」


「お世辞言わないの!!可愛いのは真琴だよ!」


お世辞じゃないのになぁ…



私が可愛いなんて、そんなことないのに…