どうしよう、、

緊張して声がうまくだせないよ…



「おっけ!真琴ね!」

よっ!!よびすてっ!!
慣れない呼び捨てにドキドキする。


「一緒にクラス表見に行こ??」




どうして私なんかに話しかけてくれたんだろう…

一人で可愛そうだからって同情してくれたのかな。

この際どうでもいいや、、

友達に、なりたいな…



「ちょっと真琴聞いてんの!?」




「え??ごめん、葉月ちゃん、何だった?」



「もー!だから!クラス表一緒に見に行こ!」


(((((クラス表一緒に見に行こ))))))


一瞬頭の中がまっしろになった。そしてその言葉は私の頭の中で、何回もリピートされた。


はっとしたころには、葉月ちゃんは私の手を握って歩こうとしていた。


「い、いいの…?」