ドーーーン!!

いきなりの爆破音。
凛ちゃんは悲鳴をあげた。
龍之介先輩も私も状況が理解できない。

「ねぇ……今のグラウンドのお手洗いから聞こえたよね?ちょ、ちょっと行ってみようよ……」
と泣きながら凛ちゃんが言った。
私達は行ってみることにした。