音楽室の前につき、透先輩を待つ。
すると、遠くから人影がみえた。

「透~早く早く!」と呼ぶ。
しかし、透先輩はうつむきながら歩いてくる。何があったというのか。

「どうしたんですか……」と凛が聞くと先輩は、
「いや、お手洗いにいって此処に来るまでに変な声が聞こえたんだ。俺らと同じ位の年の人の声だな。」

私はまさか。と思った。
まさか。のまさか?