彼は高嶺のヤンキー様(番外編)




「ウソ!?モニちゃん気づいてないの!?」

「ううん。わかった、わかった!今、わかったわ。」

「よかった〜わからないって言われたら、どうしようかと思った〜!」

「ビックリさせないでよ−!」

「だよねぇ〜モニちゃんのお弁当、いつも凛ちゃんのキャラ弁だもんね〜?」

「当然じゃない♪愛があるからよ〜♪」



(そう・・・どんなに時間がなくても、凛ちゃんへの愛は忘れないの♪)



それがあたしのポリシー♪



「オムライスにケチャップで『凛ちゃんL(*OεV*)E』の文字と顔文字入れてるよね。」

「えーとぉ、文字はわかるけど、顔文字はねぇ〜・・・」

「こりすぎ?」

「言うよねぇ〜♪」

「ホントすごいよね、モニちゃん。焼き海苔で凛ちゃんの切り絵作ったり〜」

「凛ちゃんの顔のパン焼いてきたり〜」

「パンといえば・・・・私、モニカちゃん社長が、サンドイッチに『リンちゃんダイスキ』の刻印を見た時は、鬼気迫る愛だと思った・・・。」

「あー・・・あれか・・・」

「えーとぉ〜あれね・・・」

「モニちゃ〜ん、あの道具・・・焼きゴテまで、手作りだっけ?」

「もちのロン!工場に出向いて、オーダーしたのよ!ほら、露店で販売する商品のパーツを作るついでに♪」

「ついでだったの!?」



〔★本業がおまけ扱いだ★〕



凛ちゃんのためなら、たとえ火の中、水の中!

鋼鉄だって加工しちゃう♪



「えーとぉ〜モニカ部長は〜そこまでしちゃうほどLOVEなの?」

「オホホホホ!当然よ〜!凛ちゃんの愛でつまってるんだもん♪いつも可愛い凛ちゃんを側で感じていたいから〜無限大♪」

「「「重い愛だね〜・・・」」」

「言うよねぇ〜♪」



〔★仲間もあきれる無限大の重さだ★〕