サワーチェリーパイ 6ピース

気にはなったけれど、もう夜。


こんな時間に、訪問したら迷惑だろう。


翌朝を待って、僕は桃ちゃんの家へ向かう。


最初に顔を出したのは、オバさん。


「オハヨーゴザイマス、アノーモモチャンハ? 」
「まだ寝てるわよー、あ、良かったら朝ごはん食べて行かない? 」
「エンリョシマース」


どうせ、朝食のデザートが桃だったりするのだ。


こういう場合は、逃げるに限る。


そう思って、クルリと方向を変えて玄関を出た。


が、上から桃ちゃんの声が降って来る。