サワーチェリーパイ 6ピース

安心して聞き終え、そのまま席を立つ。


そう、さっきから西商業の連中の視線が熱いから。


俺と戦いたくて、ウズウズしているらしい。


だったら相手をして、さっさと引き上げるに限る。


ステージの前を離れ、人目に立たないようなアトラクションの陰に誘い込んだ。


「おう、何か用でもあるのか? 」
「大城、高1のクセしてデケーツラしてんなよ」


相手は5人、いい運動だ。


「弱虫商業がっ! 」


吐き捨てた瞬間、一斉に襲い掛かって来る。


俺の体めがけてやって来る連中へ拳をお見舞いし、ケリを入れ、頭突きをかまし……。


だが、1人対5人はしんどかった。