サァっと立ち上がると、砂浜を走って姿を消そうとする。
しかし、次の瞬間、ズドンとコケた。
おまけに、波打ち際を走っていたものだから、見事に海水と砂でドロドロ。
「ここち、お前……」
「三次のバカ! もう嫌いだよっ! 」
「プッ……」
助け起こした時に見た顔は、頭の上に海草が乗り、マヌケそのもの。
思わず笑ってしまった、状況も考えずに。
そんな俺を見て、ここちも笑う。
「三次が笑ったの、初めて見た」
と……。
俺、ここちの前で一度も笑顔を見せていなかったんだ。
あんなにここちが笑っていたのに、いつも。
しかし、次の瞬間、ズドンとコケた。
おまけに、波打ち際を走っていたものだから、見事に海水と砂でドロドロ。
「ここち、お前……」
「三次のバカ! もう嫌いだよっ! 」
「プッ……」
助け起こした時に見た顔は、頭の上に海草が乗り、マヌケそのもの。
思わず笑ってしまった、状況も考えずに。
そんな俺を見て、ここちも笑う。
「三次が笑ったの、初めて見た」
と……。
俺、ここちの前で一度も笑顔を見せていなかったんだ。
あんなにここちが笑っていたのに、いつも。


