サワーチェリーパイ 6ピース

だから、ここちに逃げられる。


おかげでこっちは大迷惑極まりない、毎朝毎朝イヤがらせのように出現するのだから。


その日、とろけている晴斗を虹太と抱え、俺は未成年者出入り禁止の場所を訪れた。


店の名前は『美女学院』。


まあ大体、そういうサービスをする店。


「オトコになれ、物の見方が違ってくるぞ」
「イヤだっ! イヤだっ! 」
「暴れるなよー、な、三次、早く入ろうぜ」
「たーすーけーてぇぇ」


さっきまでさんざん煮込んだスルメのようにグダグダだったのに、今度はシメられる直前のニワトリみたいに暴れやがる。


それを押さえつけて入店しようとすると、パシャっという音と光が見えた。