「ちょっと待ってくださいね」
楽しそうにくすくすと笑いながら立ち上がった茜は机の上に置いてある携帯電話を手に取り、なにやら指先を動かし始めた。
「秋ちゃんには相談に乗ってもらったんです」
相談…?
なんでわざわざ御堂さんに…なんてまた懲りもせずに考えてしまうのだから、もう本当にどうしようもない。
「これ、秋ちゃんなんです…この、みぃぴょんっていうの」
目の前に差し出された画面に、平静を装って目を向ける。
するとそこに表示されていたのは、聞いたことのある有名なレシピサイトのランキングページで。
茜が指差す『みいぴょん』の名前の隣には1位の数字と、可愛らしいケチャップでネコの絵が描かれたオムライスのアイコンがある。
…これが、御堂さん?
「雪さんのお祝いのために作る料理だからどうしても特別なものにしたくて。私が知ってる中でいちばん料理が得意なのが秋ちゃんで…」
あーもう。全部俺のためだったって、こと?
「でも隠してたのは…ごめんなさい」
少し俯いて声のトーンを落とす彼女が、もう愛しくて堪らなかった。
楽しそうにくすくすと笑いながら立ち上がった茜は机の上に置いてある携帯電話を手に取り、なにやら指先を動かし始めた。
「秋ちゃんには相談に乗ってもらったんです」
相談…?
なんでわざわざ御堂さんに…なんてまた懲りもせずに考えてしまうのだから、もう本当にどうしようもない。
「これ、秋ちゃんなんです…この、みぃぴょんっていうの」
目の前に差し出された画面に、平静を装って目を向ける。
するとそこに表示されていたのは、聞いたことのある有名なレシピサイトのランキングページで。
茜が指差す『みいぴょん』の名前の隣には1位の数字と、可愛らしいケチャップでネコの絵が描かれたオムライスのアイコンがある。
…これが、御堂さん?
「雪さんのお祝いのために作る料理だからどうしても特別なものにしたくて。私が知ってる中でいちばん料理が得意なのが秋ちゃんで…」
あーもう。全部俺のためだったって、こと?
「でも隠してたのは…ごめんなさい」
少し俯いて声のトーンを落とす彼女が、もう愛しくて堪らなかった。

