そうして、幸せな夜を過ごした翌日。
「気に入ってもらえるといいんだけど」
そう言って何かを手に持ってリビングに戻ってきた雪さんの手元に目を向けると、そこにあったのは質の良さそうな素敵なワンピース。
きつすぎない優しい赤。まさに茜色のようなそれは華やかさを出しつつも、適度に肌に馴染みそうだった。
「これ…私が着ていいんですか?」
「茜以外に着てほしい人はいないよ。茜のことを思って、茜のために選んだドレスだから」
…好きな人にこんなことを言われて、冷静でいられる女の子なんているのだろうか。
たまに見せる王子様みたいな雪さんの台詞と仕草には、いつまでたっても慣れそうにはない。
「あの、ちなみに今日はなんのパーティーなんですか?」
「そんなに大きなものってわけじゃないんだけど…一応、親父とおふくろも来るから」
恥ずかしさを隠すつもりでした質問は、さらに自分の頭を混乱させただけだったけれど。
「ちゃんと紹介したいんだ、茜のこと」
真っすぐな瞳に捉えられ紡がれた言葉に、表しようのない嬉しさが込み上げて。
…溢れる思いのままに、目の前の愛しい人に抱きついた。
「気に入ってもらえるといいんだけど」
そう言って何かを手に持ってリビングに戻ってきた雪さんの手元に目を向けると、そこにあったのは質の良さそうな素敵なワンピース。
きつすぎない優しい赤。まさに茜色のようなそれは華やかさを出しつつも、適度に肌に馴染みそうだった。
「これ…私が着ていいんですか?」
「茜以外に着てほしい人はいないよ。茜のことを思って、茜のために選んだドレスだから」
…好きな人にこんなことを言われて、冷静でいられる女の子なんているのだろうか。
たまに見せる王子様みたいな雪さんの台詞と仕草には、いつまでたっても慣れそうにはない。
「あの、ちなみに今日はなんのパーティーなんですか?」
「そんなに大きなものってわけじゃないんだけど…一応、親父とおふくろも来るから」
恥ずかしさを隠すつもりでした質問は、さらに自分の頭を混乱させただけだったけれど。
「ちゃんと紹介したいんだ、茜のこと」
真っすぐな瞳に捉えられ紡がれた言葉に、表しようのない嬉しさが込み上げて。
…溢れる思いのままに、目の前の愛しい人に抱きついた。

