不良vs干物女

泣いているはずだけど気持ちはずっと薫に届いて欲しいって願ってた。


薫のいる場所はたぶん1つ!


緑の自然豊かな森林…。


京都には1つしかない。


走っていくと薫は風を受けながら立っていた。


その姿は太陽の光でキラキラ輝いていた。


「薫っ!!!!」


あれだけ散々言っていたのに私の泣いている顔を見てただ驚いている薫がいた。


そのまま走って薫のところへ駆け寄ろうとすると私は木の幹に引っかかってこけそうになる。