そして今はゴールデンウィーク。


カフェで5時間を潰そうと思いつつ恋愛漫画読んでいた。


いいなー。こんな恋愛。


そうしているとどこからから声がした。


ドアの方を見ると可愛いウサギのパペットが喋っている。


「ゴールデンウィークに1人でカフェで5時間潰そうとかどれだけカフェ好きなんだよ。」


私がさみしい顔をしているといきなりソファーに青山くんも座る。


うさぎと共にひとりではなしをしている青山くん。


「このままじゃゴールデンウィークの思い出はカフェで5時間ひとりで漫画だね。」


「それはそうだけど…。」


そう言った瞬間青山くんは私の腕を引っ張り外へと連れ出した。


「えっ!ちょっと!」


はい!着いた!大きな声で言うと私の手を離した。


「プラネタリウム?」


「そう!プラネタリウム!どう?」