不良vs干物女

陰が薄いタイプではなさそうだし私が眼中に荒れてなかっただけ。


ってどんだけ薫しか見てなかったんだよ。私。


次の日は薫は目も合わせてくれなくて。


他の女の子と遊ぶようになった。


私は1人で帰りの準備をしていると後ろから抱きつかれる。


びっくりして後ろを振り返ればそこには弘光くんがいた。


「青山くん!???」


「1人で帰り準備とかしてないで一緒に帰ろうよ!あ!ゴールデンウィークとか暇?」


そっか。ゴールデンウィーク。


やだ。絶対この人と関わり合いたくない。


「結構です!私1人でカフェ行くんで!」


そういって私は1人で家に帰ろうすると学校の前に車が止まっていた。


「帰ろう?美麗様。」


そういって翠は私の手を掴む。