そういうと青山くんは言った。


「でも振られたんでしょ?こんな可愛い子のこと振るなんてどうかしてるよね?俺ならこんな悲しい顔させないのに。」


そう言われても私は立ち上がる。


「そういうナンパは他でしてください。同情なんて結構です。」


そういって立ち上がって後者へ行こうとすると青山くんは私の腕を掴み自分の方へ引き寄せてキスをした。


私は唇に生暖かいものがあたりなにが起きているのか理解ができなかった。


数秒後キスをされたとわかり弘光くんを押し返した。


そのあと私は何も言わずに校舎へと走り去った。


「面白い子。」


そう言いながら青山は去って行った。


な、なにさっきの。あれってキス?


嘘。好きじゃない人とキス!???


まぁかっこよかったしってなわけない!


無理だ。あんなイケメンいたなんて全く知らなかった。


しかも同じクラスとか全然知らなかった。