あのあと小夏と雪弥先輩も気まずくて2人で帰ってきたらしい。


「なにそれ!?薫先輩そんなひどい人だったの?信じらんない!」


私よりも顔を待ったかにして起こる小夏は本当にいい親友だと思う。


「でも忘れられないの。」


そういう私な小夏は思いっきり抱きしめてくれた。


それが応援の抱きしめだということもひしひしと伝わってきた。


そして次の日から普通に学校が始まり私は珍しく校内の庭にあるベンチに座っていた。


薫と交換したブレスレットを持って。


「はぁー。」