不良vs干物女

美麗が帰ったあと家では。


「お前っ!あんなに会いたがってただろ!」


そう言って薫の胸ぐらを掴んだけど何か理由があるのだと誘った。


「俺は三國家に入る資格なんてない。美麗にはもっといいやつがいる。」


「あのな!」


そういうと薫は1人にして欲しいとだけ言葉を残して自室へと戻った。





1人で街を歩くのはあまりないからなんか久しぶりな気分。


もう少し小夏と雪弥先輩と一緒に京都を満喫すればよかった。


暗い路地を1人で歩いていると。


「可愛い子いるじゃん!ねぇお嬢ちゃん俺たちと遊びに行かない?」


その声もまともに耳に入ってこない。