そう言って数時間後…。



鏡に映る自分はまるで新しい自分になったように見惚れてしまうくらい見違えって綺麗になった。


「向井さんありがとうございます！また来ますね！」


私がとても嬉しそうに言ったからなのか向井さんは少し頬を赤らめていった。


「またお待ちしてます！」


そう言って私は美容室を出た。


そのあと私は服を買いに行く。


「私に会うの3着ください。」


少し安心した顔をしてゆっくりと頭を下げた。


「かしこまりました！」


そしてお母さんたちからあづかっているカードで払う。


そして家へ帰る。


すると私の髪型を見た麗音は唖然。


「に、似合わない？」


なんだか弟に聞くのもおかしいが仕方ない。彼氏がいないのだから。


「めっちゃ雰囲気美人になったし可愛くなったんじゃない？」


そっぽを向きながら言う麗音のその言葉は嘘くさくなくてどんな言葉よりもきっと素敵な褒め言葉だ。


「ありがとうね！麗音！」


そう言って抱きつくと麗音はやめろ！と行って押してきたけど。


でも麗音がつかさずいう。


「でも中身も伴わせないと外見美人になるからな？」


あ、そうだった〜。