不良vs干物女

私は携帯を取り出してあるところに電話した。



「三國家の三國 美麗と申します。少しお願いがあるのですがよろしいでしょうか?」


私は次の日新調した着物を着てベンツに乗り込んだ。


周りのみんなはびっくりしていたけれどこの方法しか薫を見つけることはできないと思った。


「なんでぶりですか?私を頼ってくださったのは?美麗お嬢様。」


そういう運転手は私と同い年の青山 翠だった。


「ごめんなさいね?翠。貴方も忙しいのに。」


そういうと彼は笑って言った。


「いつから戻ってきてくださると信じておりましたよ。」


困ったとき家の名を使うのは嫌だった。



お金持ちというだけで性格が悪いと思われるのは嫌だった私は三國の名前を隠していた。


素性がばれると財産目当ての男が寄ってくる。