不良vs干物女

「行く!」


そう呟けば雪弥くんは決まり!と言って楽しそうに笑った。


合宿当日


早速電車に乗る。


「ところで合宿場所ってどこなの?」


小夏が不思議そうに雪弥くんに聞くってことはきっと知らせてないな。


「うーんとね。京都!」


あ、そうだった。雪弥くんの実家京都のお寺だ。


「もしかして?」


私常夏で顔を見合わせて聞くと。


「正解!今回の合宿は俺の実家で行います!」


「いいじゃん!着物着れるよ!みんな!」


そう言って楽しそうに笑う薫がいた。


そんな話をしているうちに京都へ着き早速雪弥くんの実家へと向かった。


「よく来たな!雪弥!小夏ちゃん!あとは美麗ちゃんと薫くんかな?」


ゆきくんのおじいちゃんが門の前で迎えてくれる。


部屋は2つに分かれて男女別。