夜のカケラ


龍「ちっ」
ハッと我にかえる。そうだ、ここは院長室だ
それに院長もいるじゃない。落ち着かなきゃ
自分に言い聞かせるように心の中で繰り返す。
院長「落ち着いたかい?」
院長に聞かれた
美「はい。騒いでしまい申し訳ありません」
と私が頭を下げると
院長「いや、大丈夫だよ。悪いのは龍都だからね」
と言って微笑んでくれた
それに安心した私も小さく微笑む
美「それで、あのさっきのはどういうことでしょうか」
今度は落ち着いて聞く