「なんだ。やっぱり嘘だったんだ……」
騙されるところだったと呟くと、そのまま一気にお猪口の中身を呷る。
その後、空になったお猪口をテーブルにタン!と置いてから目を向け直し、好きにすればいいだろ、と言い放ってきた。
「見合いでも何でもすればいいよ。その代わり、昨日俺が言ったことは取り消させてくれ」
「えっ」
「付き合いも考え直そう。少しの間距離を置きたい」
「えっ、航さん!?」
どうして急に。
何が彼をそう思わせるの!?
「食事が済んだら言ってこいよ。それまで部屋にいるから」
ガタンと椅子から立ち上がると、彼はリビングを出て行く。
私は何が何だか訳が分からず、逃げ出すようにドアを閉める彼の背中を見つめていた。
(何?どうかしたの?)
自分に疑問を投げ掛けてみるが、サッパリ意味が分からないと思うだけで声も出せない。
ただ、自分が決めたことが彼には気に入らなくて、それで前に言ったこととやる事が違うから嘘だと言われて決め付けられたみたいで。
でも……
(私は別にウソなんて吐いてないっ!)
騙されるところだったと呟くと、そのまま一気にお猪口の中身を呷る。
その後、空になったお猪口をテーブルにタン!と置いてから目を向け直し、好きにすればいいだろ、と言い放ってきた。
「見合いでも何でもすればいいよ。その代わり、昨日俺が言ったことは取り消させてくれ」
「えっ」
「付き合いも考え直そう。少しの間距離を置きたい」
「えっ、航さん!?」
どうして急に。
何が彼をそう思わせるの!?
「食事が済んだら言ってこいよ。それまで部屋にいるから」
ガタンと椅子から立ち上がると、彼はリビングを出て行く。
私は何が何だか訳が分からず、逃げ出すようにドアを閉める彼の背中を見つめていた。
(何?どうかしたの?)
自分に疑問を投げ掛けてみるが、サッパリ意味が分からないと思うだけで声も出せない。
ただ、自分が決めたことが彼には気に入らなくて、それで前に言ったこととやる事が違うから嘘だと言われて決め付けられたみたいで。
でも……
(私は別にウソなんて吐いてないっ!)

