「航さん、うちの愛犬みたい」
豆柴のジュンに似ていると言うと頬が膨れる。
犬なら顔でも舐めようかと体を起こす彼に慌て、やめてと言いながら拒否った。
「やめない」
体を起こした彼が今度は私をコロンとソファに寝かし付けた。そのまま上半身が覆い被さり、ぎゅっと目を瞑るとキスを落とす。
反射的に瞼を開くと目の前には彼の顔。
天井の明かりを遮られて、その細く伏せられた目元を見つめると胸が鳴った……。
「凛…」
名前を呼ばれると動悸がする。
ドクドクと凄い速さで鳴ってる。
「あ…」
組み敷かれる体に触れてこようとするドクターに驚き、ビクッとしたまま固まってしまう。
初めての時もそうだったけれど、彼はいきなり獣に変わる。
そして最初はゆっくりと私の体を愛撫し始め、こっちが甘い声を漏らすのを聞いて楽しむ。
それからベッドへと運んで全身にキスを落とし、私の意識が朦朧としてくる頃に一つになるのだ。
「凛……」
ベッドの軋みに合わせて体が揺れる。
何度も意識が飛びそうになる度に名前を呼び、きつく体を抱く彼の首に腕を巻き付けた。
豆柴のジュンに似ていると言うと頬が膨れる。
犬なら顔でも舐めようかと体を起こす彼に慌て、やめてと言いながら拒否った。
「やめない」
体を起こした彼が今度は私をコロンとソファに寝かし付けた。そのまま上半身が覆い被さり、ぎゅっと目を瞑るとキスを落とす。
反射的に瞼を開くと目の前には彼の顔。
天井の明かりを遮られて、その細く伏せられた目元を見つめると胸が鳴った……。
「凛…」
名前を呼ばれると動悸がする。
ドクドクと凄い速さで鳴ってる。
「あ…」
組み敷かれる体に触れてこようとするドクターに驚き、ビクッとしたまま固まってしまう。
初めての時もそうだったけれど、彼はいきなり獣に変わる。
そして最初はゆっくりと私の体を愛撫し始め、こっちが甘い声を漏らすのを聞いて楽しむ。
それからベッドへと運んで全身にキスを落とし、私の意識が朦朧としてくる頃に一つになるのだ。
「凛……」
ベッドの軋みに合わせて体が揺れる。
何度も意識が飛びそうになる度に名前を呼び、きつく体を抱く彼の首に腕を巻き付けた。

