昨夜から今朝までのことを一連して考えたら重い溜息しか出てこず、自分の前にあるミートスパを食べる気にもならず見つめた。
「私…先生に嫌われたかもしれない…」
呟くと一咲は驚いた様な視線を向けてきた。
「どうして!?」
昨夜のうちに何かあったの?と訊ねる彼女に、何も…と答え、またしても重い溜息が漏れ出す。
「昨夜から何も言ってくれないんだよね。まあこっちもライン送るの怠ったし」
彼のキスに応えながらも反射的に怖くなって震えてしまった。
あのことが、もしかしたら百戦錬磨の彼の気持ちを萎えさせてしまったのかもしれないな…と考えていた。
「凛ちゃん、それはマズいよ」
一咲の声に。そうだよね…と同意する。
自分でも起きてからこっち、気まずくて顔もじっくり見れなかった程だ。
「あーあ、私って本当にこういうのに向いてない」
ボヤきながらグルグルとフォークにパスタを巻き付ける。
その様子を見つめながら一咲は、食べれば?と声をかけ、私はん…と頷いて口に運んだ。
「凛ちゃんは、先生が初めて好きになった人なの?」
「えっ!?」
「私…先生に嫌われたかもしれない…」
呟くと一咲は驚いた様な視線を向けてきた。
「どうして!?」
昨夜のうちに何かあったの?と訊ねる彼女に、何も…と答え、またしても重い溜息が漏れ出す。
「昨夜から何も言ってくれないんだよね。まあこっちもライン送るの怠ったし」
彼のキスに応えながらも反射的に怖くなって震えてしまった。
あのことが、もしかしたら百戦錬磨の彼の気持ちを萎えさせてしまったのかもしれないな…と考えていた。
「凛ちゃん、それはマズいよ」
一咲の声に。そうだよね…と同意する。
自分でも起きてからこっち、気まずくて顔もじっくり見れなかった程だ。
「あーあ、私って本当にこういうのに向いてない」
ボヤきながらグルグルとフォークにパスタを巻き付ける。
その様子を見つめながら一咲は、食べれば?と声をかけ、私はん…と頷いて口に運んだ。
「凛ちゃんは、先生が初めて好きになった人なの?」
「えっ!?」

