パンダ達「キャーーー」「弘人様〜」「今日もイケメンですー」



笑顔で手を振る。別に嫌な気はしないでも振り向いてもらいたいのはあいつだけだ。




体育館のドアを開け中に入ると俺の方を見て女子が頬を染める



俺は皆に笑顔を向けながら自分の列へと急ぐ。すると俺の親友の彼方 奏(かなた そう)に声をかけられた。


奏「お前朝からモテるな」


弘人「俺だけじゃないだろ?お前もだろ?」



奏「いや俺はお前にかなわねぇー何たって学園1モテる男だもんな笑」



弘人「そこまででもないよ」



奏(こいつ本当に自分のこと興味ないよな、まぁ俺は見たことないけど好きなやついるらしいし、でも、誰かとか写真とか見せてくれないんだよなー)



俺はこれから会うやつの事なんて考えてなかった。いつもと変わらない日常だと思っていたんだこの時までは……